英会話スクール勤務時
時々たずねられることがありました。
「ネイティブの先生のほうが良い?」
もっと極端なコメントもありました。
「日本人には習いたくない」
会話は「ネイティブ」、
文法は「日本人」の講師に習いたい
という方もいらっしゃいました。
考え方はそれぞれです。
みなさまが、お好みの講師に出会えると
いいなと思います☆
結論として
講師選びはお好みで良い、と思いますが
「ネイティブの先生のほうが良い?」
会話は「ネイティブ」・文法は「日本人」
という問いについて
少し思ったことをお伝えします♪
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まず「ネイティブ」って誰でしょう?
英語を母語とする人達はいろいろな国にいます。
アメリカ英語、イギリス英語、
カナダ、オーストラリア、アイルランド、、、
それぞれに、発音が、だいぶ違ったりします。
つかう言葉が違うこともあります。
それどころか同じアメリカのなかでも
西海岸、南部、、、地域によって
けっこう話し方が違ったりもします。
イギリスのロンドンという限定した、
とても狭い地域のなかでさえも
社会階層によって話し方が違ったりします。
近い将来に、アメリカ西海岸に移住する
のであればそういう英語を、
イギリスに留学するならばそういう英語を
習うのは良いかもしれません。
特定の国や地域に住んだり
頻繁にやりとりをしたりする予定等がなければ
どういう「ネイティブ」をお好みでしょうか…
さらに言えば、世界の英語話者には
英語が母語ではない方のほうが多いのです。
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会話は「ネイティブ」、文法は「日本人」
の講師に習いたい、という方♪
文法用語を漢字で書いて英文法を論じる…
これをしたいのならば、
英語母語話者の講師には難しいかもしれません(できるひともいます。)
たんに、文法的に正しい英語を話したり
書いたりすることを、習いたいのならば
英語母語話者、日本語母語話者どちらの講師も
教えられます(教えられないひともいます。)
文法は、日本語でも英語でも教えられる
講師であると、なお良いかもしれません。
知らない概念を英語で説明されるより
日本語(母語)で聞くほうが、はやくわかる、
気が楽になる、という場合もありますので。
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冒頭で申した通り、
講師選びはお好みで良い、と思います。
ただ、こうしてツラツラ述べて
ひとつだけ言えそうだと思ったのは;
講師として大切なのは、
国籍や母語というよりも
Educatedな英語を使える/効果的に教えられる
ということかもしれません。
中身のある発言、Educatedな英語であれば、
多少の日本語なまりが混ざったとしても、
国際会議や商談の場で軽んじられることはありませんからね。
マローニエデュテイメントは
世界中で通用する英語を目指します。